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ACCESS DEEP ACCESS 「アクセスレーシングシミュレータの魅力を深掘り」~モーションその2

Posted by 松田利之 on

アクセスがシリンダーの制御開発でこだわっているのが、ロガーデータからの洗い出しです。ロガーデータは、走行状態を時系列に並べ、車のGやコーナリングのライン取り、ブレーキングの強弱などを示したデータで、このデータにシリンダーの動きも加えて走行。体感とデータを比較し、改善点を見つけ出しプログラム化。こうした繰り返しを経て、ログを分析して、あらゆるセッティングを微調整しています。 シミュレータから得られる何十万通りもある膨大なデータの中から、最適な組み合わせはどれなのか。あらゆる角度から検証しどうすればリアルな走りに、より近づくことができるのか、その緻密な作業の積み重ねは、ある意味答えのない世界を追及しているのと同じで、筐体の強度やデザイン、シリンダーの設置角度やポジションなど、それぞれをどう組み合わせるかで、再現される精度も変化してきます。実際にいろいろな車に乗って、走って。さらに、プロレーシングドライバーからもヒアリング。地道な繰り返しの作業によってデータを蓄積、解析し、常にベストなプロダクトを目指し開発を続けています。  

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ACCESS DEEP ACCESS 「アクセスレーシングシミュレータの魅力を深掘り」~ モーション

Posted by 松田利之 on

アクセス製シミュレータのこだわりポイント“シリンダーのモーション”。 ひとつひとつの動きに、どんな意味を持たせ、セッティングするか、ひとつとして同じモーションは無い中、繰り返し煮詰め、常に進化し続けています。 レーシングシミュレータの多くは車両の基本的な挙動、ローリング・ピッチング・ヨーイングと加減速を数値化し、シートと筐体に設置したシリンダに伝えています。アクセスでは、より実車に近いモーションを再現するため、開発スタッフの全員が実車でのレースを経験し、実車の感覚との差異を埋める作業を繰り返し行うことで、精度を高めています。 「常に進化し続けているので最終的な答えは出ないと考えているが、セッティングに多くの時間を費やしているのは、コーナーを曲がる時のスライドモーション。アンダーステアとオーバーステアの間の高度な体感の極み」。 2014年、世界で初めて7軸モーションのシミュレータを発売、現在は8軸モーションへのアップグレードKit、パーツやオプションを組み合わせることによって0軸から8軸モーションを実現するACSIM MINI2もラインナップ。進化を止めない、それが私たちアクセスの製品作りのコンセプトです。

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